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独占インタビュー「胡錦涛主席 民主活動家を要請」

2012年04月27日

【新唐人日本2012年4月27日付ニュース】中国共産党の内紛が表ざたになっているのはここ2ヶ月ほどの事ですが、胡錦涛派をと江沢民派の闘いは今に始まったことではありません。民主活動家・唐柏橋さんによると、胡錦涛主席はかつて法輪功やその他の中国問題解決のため、唐さんをシンクタンクの顧問に要請したそうです。特に法輪功問題において共産党は、進退両難の立場におかれていると示します。

アメリカニューヨーク在住の民主活動家唐柏橋さんによると、2009年、胡錦涛主席の弁公室は特使を派遣し、唐さんに胡主席のシンクタンクの一員になってほしいと要請したそうです。

在米民主活動家 唐柏橋さん
「彼らに聞きました。「誇張しすぎではないか。私は反対派の人間なのに、これは私を買収する事ではないか」彼らはこう言いました。「そうではなく 貴方は法輪功問題や反対派運動などにおいて、中国の未来に対して、独立した思想を持ち、中国に対しても責任感があるので、法輪功問題をどう解決するか、貴方の意見を聞きたいのです。胡主席もずっとそう思っているので」

唐さんによると、このシンクタンクは胡錦涛主席に直に意見を述べる事ができる、ハイレベルのシンクタンクだそうです。

在米民主活動家 唐柏橋さん
「特使の人がはっきり言いました。『このシンクタンクは胡錦涛と直接関わるシンクタンクだ』と言いました。中共には7つのシンクタンクがあり、社会科学院レベルなのかと聞くと、社会科学院は学術機構であって、胡錦涛に直接意見を出せないが、こちらは直接胡錦涛に意見を出す機構で、貴方が顧問を務めれば、貴方の考え方は直接胡錦涛に伝わると言われました。そうなると法輪功問題や全ての問題解決に有利ではないかと」

江沢民前国家主席が発動した法輪功への弾圧は、今年で13年目を迎えます。一方、江沢民、羅幹、周永康、薄煕来など、迫害を積極的に推進してきた共産党高官らは、世界数十カ国で提訴されています。法輪功への迫害問題の解決は、共産党にとって最も手を焼く問題になっています。

在米民主活動家 唐柏橋さん
「彼らの考えでは法輪功問題は解決不能です。たとえ胡錦涛が解決の誠意があっても、解決できないようです。今の崩壊を目前にした共産党のように、どう処理しても崩壊の運命なのです。彼らは勿論崩壊してほしくはないわけで、法輪功に名誉回復してあげると言っても、法輪功側は同意しません。共産党を解体させようとしているから」

当時唐さんは、「解決できないのなら、いっそのこと全ての法輪功学習者を釈放してみたら」と助言したそうです。

在米民主活動家 唐柏橋さん
「その人も頭の回転が速く言いました。『多分無理かと』。つまり、法輪功を全員釈放すと、動きが大きすぎるので、江沢民側も受け入れられないので、この決定は下せないと言いました。胡錦涛がしたくてもできないと言うのです。では幸運を祈ると言ってあげました」

1999年、江沢民は共産党内外の反対を押し切って、独断で法輪功に対する全面的な迫害を発動。明慧ネットによると、少なくとも3,500人が迫害で死亡しています。
新唐人テレビがお伝えしました。

www.ntdtv.com/xtr/b5/2012/04/25/atext691667.html.(中国語)

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